フェルラ酸とは

近頃、医療の分野にて注目を集めているフェルラ酸、その名を聞いたことはありますでしょうか。フェルラ酸は今まで治療が極めて難しかったガンや認知症の根本的な治療に役立つ成分として注目を集めており、医学と我々の健康な生活に大きな進歩をもたらすことが期待されています。

 

フェルラ酸とは、主に植物にまんべんなく含まれる有機化合物の一つです。細胞壁を構成する物質の一つで、希少な成分ではありません。抽出が容易で、多くの研究が行われています。

 

このフェルラ酸は強い抗酸化作用を持っているため、ビタミンCやポリフェノール等のように活性酸素から細胞の酸化を防いでくれます。

 

しかしフェルラ酸の働きはこれだけではなく、酸化によるダメージで既にできてしまったガン細胞に対して、アポトーシス(細胞の自殺・自死)を発生させる作用が確認されています。これが全ての人の全てのガン細胞に対して適用できるかはまだ不透明ですが、ガンへの直接的な改善作用の手段になると期待されているのです。

 

また、ガン以外に特に注目されているフェルラ酸による改善効果として、認知症の進行を非常に遅くする効果が挙げられます。認知症が起こる理由として神経細胞の活性酸素によるダメージがありますが、これをフェルラ酸が防ぐため、体内の抗酸化作用が衰え活性酸素が猛威を振るっている体に特に有効に働くと言うわけです。

 

もちろん、同じ理由で酸化によって発生する動脈硬化や脳梗塞・心筋梗塞などを総合的に防ぐため、特に高齢になるとリスクが高まる多くの大病を防ぎQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させるのに有効な栄養素と言うことができます。